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前歯のすき間治療についておしえて!

23.09.15(金)

前歯のすき間治療についておしえて!

前歯のすき間(すきっ歯)は、自信を損ねるだけでなく、口腔衛生にも影響を及ぼす可能性があります。この問題に対する治療方法はいくつかありますが、どの方法が最適かは、その原因や状況によります。本記事では、前歯のすき間治療について、その主要な方法と特長、費用について詳しく解説します。

歯を削って詰める方法

この治療法は基本的に歯科医院で行われるもので、それぞれの手法には特有の特徴があります。こちらの方法は急いで治療を終えたいという方や、コストを抑えたいと考える方にとってはとても選びやすい選択肢かもしれません。

ダイレクトボンディング

最初にご紹介するのはダイレクトボンディングと呼ばれる方法です。この治療では、歯の表面を削らないあるいはちょっと削って、そこに歯科用のレジン(樹脂)を詰めて隙間を埋めます。

特長:

  1. 手軽さ: たった1回の治療で終わる場合も多いです。
  2. 費用: 比較的お財布に優しい価格設定が多いです。

注意点:
歯を削ると、その歯が少し弱くなることもあります。だから、しっかりと歯科医さんと相談してくださいね。

ダイレクトボンディングについて詳しくはこちら

セラミックラミネートベニア

次に、セラミックラミネートベニアという方法です。こちらも歯の表面を少しだけ削り、美しいセラミック製のシートをかぶせます。

特長:

  1. 強度: ダイレクトボンディングよりも強く、耐久性にも優れています。
  2. 美観: 歯の色や形も自然かつ美しく整えられます。

注意点:
費用はダイレクトボンディングよりも高くなる場合が多いです。でも、その分長持ちするのですよ。

審美歯科について詳しくはこちら

オールセラミッククラウン

最後に、オールセラミッククラウンという方法です。これは、歯全体にセラミック製のクラウンを被せる方法で、強度と耐久性が非常に高いです。

特長:

  1. 高い強度: この方法はとても強く、長く持ちます。
  2. 自然な仕上がり: 見た目もとても自然で美しいです。

注意点:
この方法は費用が一番高くなる場合が多いです。しかし、その分長期間トラブルに悩まされることが少ないです。

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各治療方法には一長一短がありますが、重要なのはあなた自身のニーズと歯の状態に最も合った方法を選ぶことです。歯を削ると、その歯の表面が弱くなる場合があります。そのため、歯を削る治療を行う場合は、歯科医とよく相談して、治療のメリットとデメリットを十分に理解した上で、慎重に判断するようにしてください。

 

歯を動かして隙間をなくす方法

この手法は、矯正治療の一環として行われます。歯を削るのではなく、歯自体を動かして隙間をなくします。

ワイヤー矯正

最初にご紹介するのはワイヤー矯正という方法です。この手法では、歯にワイヤーを装着して、徐々に歯を動かします。

特長:

  1. 全体的な改善: この方法では、すき間だけでなく歯並び全体をきれいに整えることができます。
  2. 確実な治療: 歯をしっかりと動かす力があるため、確実にすき間をなくすことが可能です。

注意点:
治療期間は通常長いですし、費用もそれなりにかかることが多いです。ですが、その分効果がしっかりと出ます。

マウスピース矯正

次に、マウスピース矯正という方法があります。これは透明なマウスピースを装着して、歯を動かします。

特長:

  1. 装着感: マウスピースは透明で装着感が良いため、生活に影響を与えにくいです。
  2. 短期間: 比較的短い期間で治療が完了する場合が多いです。

注意点:
ワイヤー矯正ほど強力に歯を動かせない場合があるので、状況によっては適用できないこともあります。

ワイヤー矯正とマウスピース矯正の共通の注意点

治療期間は、歯の状態や治療方法によって異なりますが、一般的には数ヶ月から数年かかります。また、費用も比較的高い場合が多いです。そのため、ワイヤーやマウスピース矯正を検討される場合は、治療期間や費用について、歯科医とよく相談するようにしてください。

費用について

歯を削って詰める方法は比較的安価ですが、歯を動かして隙間をなくす方法は費用が高くなることが多いです。ですが、高い費用に見合った効果が期待できるので、しっかりと自分の状況に合ったものを選びましょう。

どの方法が適切か?

すき間の原因によって、最適な治療方法は変わる可能性があります。例えば、歯が生え変わる時期に隙間ができた場合は、歯を動かして隙間をなくす方法が効果的です。一方で、歯ぎしりや食いしばりが原因であれば、まずはその問題を解決する治療が先行されることもあります。

まとめ

前歯のすき間治療にはいろいろな方法がありますが、最も重要なのは歯科医としっかりと相談して、自分に合った方法を選ぶことです。治療方法や費用、それぞれの長所と短所をしっかり理解し、医師のアドバイスを受けながら最適な選択をすることが大切です。

どんな方法でも、最終的にはあなたが笑顔でいられるような治療が一番ですよ。何か不明点や不安があれば、遠慮なく歯科医に相談しましょう。

帯広 歯科 歯学博士 歯科医師 いしかわ歯科

医院長 石川

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