自由診療の根管治療|帯広市西21条南で歯科をお探しの方はいしかわ歯科まで

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なるべくご自身の歯をいかす治療

  • 根っこの治療を行ったけれども、治療の効果が表れない
  • 虫歯が進行して抜歯の可能性があるが、できれば歯を残したい
  • 同じ箇所のむし歯を繰り返している

このようなお悩みの方はご相談ください。
いしかわ歯科では、マイクロスコープ、CT撮影、ラバーダム防湿、ニッケルチタンファイルなどを使用して、しっかりと時間を取った自費診療の根管治療もおこなっております。

根管治療について

根管とは

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歯はエナメル質、象牙質、歯髄とで構成されています。根管とは歯髄が通っている管のことで、歯に栄養や食べ物の温度、痛みを伝えるために重要な役割を持っています。人によって異なりますが、幾重にも道が分かれていたり、かぎ爪のようになっていたり、木の根っこのような形をしているのが特徴です。

根管治療が必要な状態

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歯髄までむし歯が到達してしまった場合に根管治療が必要になります。歯の神経までむし歯が進行してしまっている状態なので、とても強い痛みがある人は根管治療の対象になる可能性があります。その場合、根管治療をしないと細菌が顎の骨まで広がってしまい、症状がさらに進行してしまいます。

自由診療の根管治療の重要性

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保険診療での神経の管の(根管)治療は国が定めたルールや限られた保険診療報酬のため、治療に十分な時間が取れず、理想とする機材や薬剤が使えないなどの制約があります。
このような理由でいくら治療しても治らない根管には感染が残っていたり、肉眼では探すことがとても難しい根管が存在するケース等があります。
自由診療の根管治療は、歯科用CTやマイクロスコープを駆使して目で見えなかったものを視覚的に捕らえ、ラバーダム防湿を装着して唾液の侵入を防ぐことで無菌的に処置を行い、ニッケルチタンファイルなどを用いて器具を到達させて可能な限り根の中の感染源を除去して薬を詰めます。そして何よりもしっかりと治療時間を取る治療方法です。

自由診療の根管治療の特徴

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マイクロスコープによる拡大視野での治療

マイクロスコープ(顕微鏡)を使用することで、4倍から25倍に拡大して肉眼はもちろん拡大鏡でも確認しにくい根管の状態(歯の根の中にある神経や血管が通る管)や根の亀裂などを確認しやすくなります。

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歯科用CTによる3次元的な診断

歯科用CT撮影装置を使用することで、通常のエックス線撮影装置では確認しにくい根管の状態や根尖病巣(歯の根の周囲にできた病巣)の広がり、また根の破折を立体的に確認することが可能です。

歯科用CTで、立体的な診断が可能となります。

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無菌処置を行う環境を作る

お口の中には唾液や様々な細菌が存在しているので、根管治療の際は細心の注意を払う必要があります。根管治療の際は、ラバーダムという薄いゴム製シートを治療する歯以外に覆い被せて、唾液や細菌が治療箇所に侵入することを防止します。ラバーダムを使用することで、無菌的な処置を行うことができます。

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ニッケルチタンファイルで負担の少ない治療を

ファイルとは根の治療に用いる器具のことで、根管内の細菌に汚染された組織の除去を行います。

ニッケルチタンファイルは従来のステンレス製のファイルと比べて弾力性、柔軟性が高いという特性があるため、根管の形態に沿った感染の除去をおこなうことができます。
また本来の神経の管の形を損なうこともなく、湾曲根管の治療にも適しています。
アメリカではニッケルチタンファイルを根管治療に使用する歯科医師は8割以上と広く普及していますが、日本の一般的な根管治療では今後の普及が見込まれてはいるもののまだ2割程度というのが現状と言われています。

なぜ自由診療の根管治療が必要なのか

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生きた神経を取り除く治療(抜髄処置)を行った場合、日本ではおよそ45%が再治療になると、統計が出ています。アメリカの歯内療法専門医が行う抜髄処置の成功率は95%で、専門医ではなくとも適切な方法をとれば成功率90%(5年成功率)と非常に高いのです。
また、日本の場合、専門医による治療を行っても、歯の根の先に病巣がある場合の再治療の成功率は62%にとどまります。
日本の保険診療は、保険制度で決められた材料、薬剤のみを使用した診療となり、料金も定められてしまいます。そのため、部分的な疾患を治す治療にとどまり、再発が増えてしまうことが考えられます。
歯は治療を繰り返すほどもろく弱くなります。神経をとる治療で根の中に細菌が入ってしまうと、後で根の先が化膿することがあり、その場合根の再治療が必要です。そうならないためにも最初の神経治療をしっかりと行うことがポイントとなります。

自由診療の根管治療にも限界はあります

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抜髄処置の場合は、処置中の細菌感染リスクを可能な限り下げて治療成功率を90%前後にまで引き上げることです(感染根管処置も同様の考えです)。日本の抜髄治療の約45%が再治療になります。

根管は非常に複雑な形態をしています。そのため器具や薬剤の届かないところに細菌感染が及んでしまっている場合は残念ながら治癒しないことがあり、それは治療の限界を意味しています。また歯根が割れていると治療は不可能です。その他にも治癒しないケースがあります。

自由診療の根管治療は、すべての歯が抜かずにすむわけではありません。
しかし抜かずに残すことのできる歯もあるのです。適応可能な症例に対して自由診療の根管治療を施させていただきます。

初診で行うこと

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初診では痛みを取り除くのみにとどめて、基本的に治療は行いません。まずはお口の状態をしっかり把握し、丁寧に治療内容をご説明いたします。

  • 歯のレントゲン写真撮影
  • 口腔内の診査・診断
  • カウンセリング・今後行う治療についての説明