歯がぐらぐらする原因は?放っておくと大変なことに!
24.02.02(金)
歯がぐらぐら?! 見過ごせない健康警報
「えっ、歯がぐらぐらしてる…?!」
誰もが不安になるこの症状、実は単なる一時的な問題ではなく、深刻な健康上の警告信号である可能性があります。
歯がぐらぐらする原因は様々で、その背後には様々な健康上の問題が潜んでいることがあります。
放置は厳禁! 歯を失うことは日常生活に大きな影響を及ぼすため、早期発見・早期治療が重要です。
この記事では、歯がぐらぐらする主な原因と、放置した場合に起こりうる深刻な結果について解説します。
主な原因と症状
- 歯周病:歯を失う最大の原因
歯周病は、歯周病菌による歯茎の炎症が進行し、歯を支える骨を溶かしてしまう病気です。歯がぐらぐらする最も一般的な原因であり、放置すると歯が抜け落ちてしまうこともあります。
症状
- 歯茎の腫れや出血
- 歯茎の赤み
- 歯垢や歯石の付着
- 口臭
- 歯がぐらぐらする
- 外傷:衝撃による歯のダメージ
転倒や事故などによる衝撃で歯がグラグラする場合があります。歯が破損したり、歯根が折れたりすることもあります。
症状
- 歯の痛み
- 歯のぐらつき
- 歯の破損
- 歯茎の出血
- 歯ぎしり・くいしばり:無意識の歯への負担
睡眠中に歯ぎしりやくいしばりをしていると、歯に強い力がかかり、歯がグラグラする場合があります。
症状
- 歯の痛み
- 歯のすり減り
- 顎関節症
- 頭痛
- その他
- 骨粗しょう症
- 妊娠
- 矯正治療
- 虫歯
適切な治療を受けることが大切
歯がぐらぐらしたら、迷わず歯科医院へ!
歯がぐらぐらする原因は様々ですが、いずれにしても放置は禁物です。早めに歯科医院を受診し、適切な治療を受けることが重要です。
歯がぐらぐらする原因によって、治療法は異なります。
歯周病の場合、歯周病菌を除去し、歯槽骨の再生を促す治療を行います。
外傷の場合、歯の状態に合わせて、固定や抜歯などの治療を行います。
歯ぎしり・くいしばりの場合、マウスピースを装着したり、生活習慣の改善を図ったりします。
その他の場合、原因に応じた治療を行います。
早期発見・早期治療が重要
歯がぐらぐらする症状は、歯周病の進行を表している可能性があります。
早めに歯科医院を受診し、適切な治療を受けることが大切です。
定期的な検診を受けましょう
歯周病は定期的な検診と歯磨きで予防できます。
3カ月~半年に1回は歯科医院で検診を受け、歯周病の早期発見・早期治療に努めましょう。
まとめ
歯がぐらぐらする原因は様々です。放っておくと歯を失う可能性もあるので、早めに歯科医院を受診し、適切な治療を受けましょう。
帯広 帯広市 いしかわ歯科
歯医者 歯科 歯学博士 歯科医師
医院長 石川