よく噛むことの大切さ
23.09.12(火)
今日は、みなさんに「よく噛むことの大切さ」についてお話したいと思います。
よく噛むことは、健康維持にとても大切です。よく噛むことで、次のような効果があります。
- 食べ過ぎを防ぐ
- 味覚の発達
- 言葉の発音がはっきりする
- 脳の発達
- 歯の病気予防
- ガン予防
- 胃腸の調子を整える
- 全身にエネルギーが行き渡る
食べ過ぎを防ぐ
よく噛むことで、食べ物が細かく砕かれ、消化吸収しやすくなります。そのため、同じ量を食べても、満腹を感じるまでに時間がかかり、食べ過ぎを防ぐことができます。
また、よく噛むことで、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。血糖値が急激に上昇すると、インスリンが大量に分泌され、脂肪が蓄積されやすくなります。
味覚の発達
よく噛むことで、唾液の分泌が促進されます。唾液には、酸や塩基などの味覚を感じる成分が含まれているため、よく噛むことで、味覚をより感じやすくなります。
言葉の発音がはっきりする
よく噛むことで、口の周りの筋肉が鍛えられます。口の周りの筋肉は、言葉を発音するために重要な役割を果たしています。そのため、よく噛むことで、言葉の発音がはっきりするようになります。
脳の発達
よく噛むことで、脳の血流が良くなります。脳の血流が良くなることで、脳の活動が活発になり、脳の発達を促進することができます。
歯の病気予防
よく噛むことで、歯の表面を覆っているエナメル質を強くすることができます。エナメル質は、歯を守る役割を果たしています。そのため、よく噛むことで、歯の病気を予防することができます。
ガン予防
よく噛むことで、腸内環境が改善されます。腸内環境が改善されることで、大腸がんのリスクが低下すると考えられています。
胃腸の調子を整える
よく噛むことで、消化吸収が促進されます。消化吸収が促進されることで、胃腸の調子が整います。
全身にエネルギーが行き渡る
よく噛むことで、食べ物が体内でエネルギーとして効率よく使われるため、全身にエネルギーが行き渡ります。
このように、よく噛むことには、さまざまな効果があります。毎日の食事を、ゆっくりとよく噛んで食べるように心がけましょう。
よく噛むためのポイント
よく噛むことを意識するポイントは、次のとおりです。
- 食事は、ゆっくりと時間をかけて食べる。
- 一口の量を少なくする。
- よく噛んで食べられない食べ物は、避ける。
また、よく噛むことをサポートしてくれるグッズも販売されています。
- 噛みごたえのある食品
- 咀嚼エクササイズ器具
このようなグッズを活用するのもおすすめです。
みなさんも、ぜひ、よく噛むことを意識して、健康的な食生活を送りましょう。
帯広 歯科 歯学博士 歯科医師 いしかわ歯科
医院長 石川