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睡眠中の歯ぎしりの原因は?

23.09.03(日)

睡眠中の歯ぎしりの原因は?

みなさん、おはようございます。今日のテーマは、多くの人々が経験している「歯ぎしり」について。なぜ私たちは歯ぎしりをするのでしょうか。深く掘り下げてみましょう。

  1. 噛み合わせ・骨格が悪い
    歯の並びやあごの位置が整っていないと、歯ぎしりの原因となります。特に、前歯や奥歯がうまく噛み合っていない場合、無意識のうちに正しい位置を探そうとして歯ぎしりが起こることが考えられます。また、成長期のお子様や、成人でも顎の成長や変化があると、新たに歯ぎしりが始まる可能性があります。
  2. 口内の不快感がある(虫歯・歯周病・ドライマウスなど)
    虫歯や歯周病は、痛みや違和感の原因となります。その不快感を取り除こうと、無意識のうちに歯を強く噛みしめることがあります。特に、ドライマウス(口の乾燥)は、高齢者や一部の薬を服用している方々に見られる症状で、この不快感も歯ぎしりを引き起こす原因となることがあります。
  3. ストレスがある
    ストレスは私たちの身体にさまざまな影響を及ぼします。心的なストレスがあると、体が緊張し、それが歯ぎしりにつながることが考えられます。特に、忙しい日常生活、仕事や家庭の悩みなど、解消されないストレスが溜まると、夜間にそれが現れることがあります。
  4. 日常生活での癖や喫煙・飲酒の習慣がある
    日常的な癖、例えば考え事をしながら歯を噛んでしまう、またはペンを噛むなどの癖も歯ぎしりの一因となることがあります。さらに、喫煙や飲酒の習慣は、睡眠の質を低下させることが知られており、それが歯ぎしりを引き起こす要因ともなります。
  5. 寝具が身体に合っていない
    お使いの枕が高すぎたり、低すぎたりすると、首や肩に負担がかかります。また、マットレスが硬すぎる、あるいは柔らかすぎると、背中や腰に適切なサポートが得られず、不自然な姿勢で寝ることになります。これらの寝具の問題が、身体の緊張や歯ぎしりに繋がることも。
  6. 睡眠環境の不調和
    睡眠の質を向上させるためには、寝室の環境も大切です。部屋が暑すぎたり、冷えすぎたりすると、深い眠りが妨げられ、歯ぎしりのリスクが高まることが考えられます。また、騒音や明るい光、不規則な生活リズムも、良質な睡眠を邪魔します。
  7. ダイエットや栄養の偏り
    食生活の乱れは、体の内外にさまざまな影響を及ぼします。特に、栄養の偏りやダイエットによる食事の制限は、身体のバランスを乱し、歯ぎしりを引き起こす可能性があると言われています。ビタミンやミネラルの適切な摂取を心がけ、バランスの良い食生活を目指しましょう。

これらの原因やリスクを知ることで、日常の中での改善点や注意点を見つけることができます。また、問題を感じた場合は、プロフェッショナルなアドバイスを求めることで、より効果的な対策や治療が受けられます。私たち歯科クリニックでは、それぞれの患者さまに合わせたアドバイスや治療を行っていますので、何か気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

帯広 歯科 歯学博士 歯科医師 いしかわ歯科

医院長 石川

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