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オーラルフレイルの症状とは?日常生活で気をつけるべきこと

23.08.29(火)

タイトル:オーラルフレイルの症状とは?日常生活で気をつけるべきこと

こんにちは、皆さん!いつも私たちのブログを読んでいただき、本当にありがとうございます。前回はオーラルフレイルの原因について語りましたね。今日はその続きとして、「オーラルフレイルの症状」について深掘りしていきたいと思います。どんな症状があれば、オーラルフレイルを疑うべきなのか、一緒に考えていきましょう。

まず、オーラルフレイルの典型的な症状は「噛む力の低下」です。おいしい食事を口に運んでも、なんとなく噛む力が弱く感じられる、噛みしめると疲れてしまう、といった症状が現れます。これは、口腔内の筋肉や歯の健康が低下している可能性を示しています。

また、「飲み込みにくい」こともオーラルフレイルの症状の一つです。特に、液体や細かくした食物でも飲み込むのが難しく感じられる場合、それは飲み込む力が弱まっている可能性があります。これは、嚥下障害とも関連があり、無意識に行っているはずの飲み込む動作が意識的になり、食事の時間が長引くこともあります。

さらに、口の中が常に乾燥していると感じる「口腔乾燥」もオーラルフレイルの症状の一つです。これは、唾液の分泌量が減っていることを示しています。唾液は、食物を飲み込む力を助けるだけでなく、口腔内を清潔に保つ役割も果たしています。唾液が少ないと、口の中が乾燥し、菌の繁殖を促すため、虫歯や口臭の原因になります。

以上のような症状が現れた場合、早めに歯科医に相談することをおすすめします。早期発見、早期治療が、オーラルフレイルの進行を防ぐ鍵となります。

さて、ここで重要なのは、これらの症状が現れたからと言って、すぐに「オーラルフレイルだ!」とは断定しないことです。これらはあくまでオーラルフレイルを疑うための指標であり、実際には様々な要因や疾患がこれらの症状を引き起こすことがあります。

そこで、私たち歯科医療スタッフの役割が重要になります。私たちは、皆さんの口の健康状態をチェックし、オーラルフレイルの疑いがある場合、適切な対策を提案します。それが予防歯科の一環であり、皆さんの健康と笑顔を守るための活動です。

次回のブログでは、「オーラルフレイルの診断方法」についてお伝えします。お楽しみに!今日もお読みいただき、ありがとうございました。皆さんが健康で笑顔あふれる毎日を過ごせますように。

帯広 歯科 歯学博士 歯科医師 いしかわ歯科

医院長 石川

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