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唾液で守る口腔内環境!唾液の分泌を促す5つの方法

24.11.08(金)

タイトル

唾液で守る口腔内環境!唾液の分泌を促す5つの方法


目次

  1. 唾液の役割と分泌が低下する原因
  2. 1日中意識したい水分補給
  3. 噛んで刺激!唾液が出やすくなる食べ物
  4. キシリトールガムで楽しくケア
  5. 自宅で簡単!唾液腺マッサージのやり方
  6. 唾液代替液を使ったサポート
  7. まとめ:毎日の習慣で口腔内環境を改善

本文

1. 唾液の役割と分泌が低下する原因

唾液は、口の中を洗浄し、口臭を防ぐほか、食べ物を消化しやすくする重要な役割を担っています。また、歯を守る「再石灰化」を助けることで虫歯予防にも貢献します。しかし、以下のような要因で唾液の分泌が低下することがあります:

  • ストレスや疲労
  • 加齢
  • 薬の副作用(抗うつ薬、抗ヒスタミン薬など)
  • 水分不足や乾燥した環境

2. 1日中意識したい水分補給

唾液はほとんどが水分でできているため、こまめな水分補給が大切です。とくに、エアコンが効いた室内や長時間の会議、運転などで乾燥しやすい場合は、水を少しずつ飲むことを心がけましょう。

  • コーヒーやアルコールは脱水を促すため、水やノンカフェイン飲料を優先しましょう。

3. 噛んで刺激!唾液が出やすくなる食べ物

噛むことで口腔が刺激され、唾液の分泌が促されます。以下の食品を積極的に取り入れましょう:

  • 果物:リンゴ、柿など(シャキシャキした食感がポイント)
  • 酸味のある食品:レモンやグレープフルーツ
  • 野菜:セロリ、ニンジンなど

これらの食材は食後のデザートとしてもおすすめです。


4. キシリトールガムで楽しくケア

キシリトール配合のガムは、噛むことで唾液の分泌を促進し、虫歯予防にも効果的です。ガムを噛むタイミングのポイントは以下の通り:

  • 食後や乾燥を感じたときに噛む
  • 適量(1日3~4粒程度)を守り、過剰摂取に注意

5. 自宅で簡単!唾液腺マッサージのやり方

唾液腺マッサージは、顔の血流を良くし、唾液の分泌を助けます。次の手順で実践してみましょう:

マッサージ手順

  1. 温かいタオルで顔全体を温める
  2. 耳の前から顎の下まで指の腹で優しくマッサージ(耳下腺・顎下腺)
  3. 舌の裏側(舌下腺)も軽く押しながらほぐす

※1日2~3回を目安に行うと効果的です。


6. 唾液代替液を使ったサポート

唾液の分泌が難しいときは、ドラッグストアで手に入る唾液代替液を使うのも一つの方法です。唾液代替液は口内を保湿し、口臭や乾燥の予防に役立ちます。ただし、使用する際は医師や歯科医師の指導に従いましょう。


まとめ:毎日の習慣で口腔内環境を改善

唾液は口腔内の健康を守るうえで欠かせない存在です。水分補給、刺激のある食べ物、ガム、マッサージ、代替液など、日常に取り入れられる方法を組み合わせて、唾液の分泌を促進しましょう。毎日の小さな工夫が、健康な歯と口腔環境を守る大きな一歩となります。


これらの方法を習慣にして、健やかな口内環境を維持しましょう。忙しい日々でも簡単にできることばかりなので、ぜひ試してみてください!

帯広 歯科 歯学博士 歯科医師 いしかわ歯科

医院長 石川

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