ブログ|帯広市西21条南で歯科をお探しの方はいしかわ歯科まで

メニュー

Q&A歯周病の口内環境について

23.06.10(土)

【歯周病の口内環境について】-あなたの口の健康を守るために知っておくべきこと

歯周病についてのお話をします。歯周病は口内環境の乱れが原因で起こる病気です。この記事では、歯周病の口内環境について、分かりやすく説明していきます。

1.歯周病とは

歯周病は、歯の周りの組織(歯肉、歯槽骨、歯周靭帯)が炎症を起こす病気です。歯周病には、歯肉炎と歯周炎の2つの段階があります。歯肉炎は初期段階で、適切なケアで改善が可能です。しかし、放置すると歯周炎へ進行し、歯がぐらついたり、最悪の場合歯が抜けることもあります。

2.歯周病の原因

歯周病の主な原因は、歯垢(プラーク)に含まれる細菌です。歯垢が歯周ポケットに蓄積されることで、歯肉が腫れ、出血しやすくなります。また、喫煙やストレス、糖尿病、遺伝なども歯周病に関与しています。

3.歯周病の進行

歯周病は徐々に進行します。最初は歯肉が腫れて出血しやすくなりますが、その後歯周ポケットが深くなり、歯槽骨が破壊されていきます。最終的には歯がぐらついたり、抜けることもあります。

4.口臭と歯周病

歯周病は、口臭の原因のひとつです。歯周病の進行により、歯周ポケットに蓄積された細菌が悪臭を発するガスを生成し、口臭が発生します。

5.予防方法

歯周病を予防するためには、次のことを心がけましょう。 ・毎日の適切な歯磨き ・歯間ブラシやフロスを使用した歯間のケア ・定期的な歯科検診とクリーニング ・喫煙の禁煙 ・バランスの取れた食事 ・ストレスの軽減 ・十分な睡眠

6.歯周病と全身の健康

歯周病は、口だけでなく全身の健康にも影響を与えることがわかっています。歯周病が進行すると、細菌や炎症物質が血管を通じて全身に広がり、糖尿病や心臓病、脳卒中のリスクを高めることがあります。

7.歯周病の治療

歯周病の治療は、病状に応じて行われます。歯肉炎の場合は、適切なブラッシングとフロスを使ったケアで改善が見込めます。歯周炎の場合は、歯科医師によるスケーリングやルートプレーニングが必要になることがあります。また、重度の歯周病の場合は、歯周手術が必要になることもあります。

8.歯科医師との連携

歯周病は、自分だけでなく歯科医師と連携して対策を行うことが大切です。定期的な歯科検診を受け、歯科医師からアドバイスを受けましょう。また、歯周病の疑いがある場合は、すぐに歯科医師に相談してください。

9.まとめ

歯周病は、適切なケアで予防・改善が可能な病気です。しかし、放置すると全身の健康にも悪影響を及ぼす恐れがあります。日々の口内ケアと定期的な歯科検診を通じて、健康な口内環境を維持しましょう。

これで、歯周病についての説明を終わります。この記事が、皆さんの口の健康に役立つことを願っています。

帯広市 歯科 歯学博士 歯科医師 いしかわ歯科

医院長 石川

院長紹介はコチラから